Maleficia -Nekomimi Field-

なけなしの、残りの良いものすべてに、今後よいことが起こりませんよう。

Screen shot


Story

千々に乱れた国々を一つにまとめ上げた希代の王がいた。名をヨッフム・エルルミュテルという。

彼の力の源になったのは魔法科学の力だった。
魔法の力が凝縮された"あるもの"を当時開発されたばかりの触媒で機械動力に変えることによって、一般の兵士を、いわゆる魔法使いと言われた人々と戦えるレベルにまで引き上げることに成功した。

"あるもの"とは妖精の粉だった。 妖精の羽から取れるでものあるが、それはすぐに枯渇した。養殖の研究は困難を極めた。
妖精の粉を取るために妖精に対して懸賞金が課され、妖精狩りが行われた。

それは妖精族との凄惨な戦争を招いた。
王は屈辱的な敗北を喫した。

あとに残ったのは動かない兵器と、妖精の王の呪い。
――叛乱と魔物と飢餓が国を襲った。

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王が王立図書院の司書長から古代の遺跡のいくつかに妖精の粉よりもはるかに高度に凝縮された魔法の源が残されている可能性があることを聞いたのはそんなタイミングだった。
伝説や言い伝えと言ったものは嫌いだったが、人心に希望を与える策がもはやこれ以外に残されていなかった。最後まで守るべき人々に裏切られて死にたくはなかった。

王宮の宝物庫に鍵が残されていたことからもっともそれらしく思えた遺跡を一つ選び、封印術を専門とする魔法使いと護衛の先遣隊をすぐさま派遣した。
先遣隊の人数は一個小隊規模と少なかった。すぐさま本隊が送られることになっていたからだ。
しかし本隊と呼べるだけの人数を集めて組織するだけの余力は、この国にはもはや残されていなかった。

王は、いまだ動ける者の中で、最も信頼が置ける飛び切り有能な者を12人選び、残されている食料のうち半分を与え、本隊として遺跡に送った。

残念なことに、国を取り巻く状態は、人々が考えるよりもずっと速い速度で悪化していた。

遺跡の近くの集落にたどりつけたのは12人のうち、たった一人だけだった。

Manual

画面中、右上隅に見えるものがコンパスゲージ。ゲーム中で重要な情報が表示されます。

コンパス

  1. コンパス:主人公の向いている方角を示す。
  2. 生命力ゲージ:敵から攻撃を受けたり、高いところから落下すると減少します。0になると死にます。
  3. マナゲージ:魔法を使うと減少します。魔法ごとに決まった数値以上のマナがないと魔法が使えません。
  4. 体力ゲージ:攻撃時、およびダッシュ時に減少します。時間経過で回復しますが、重い武器を装備しているほど回復は遅くなります。
    このゲージが空の場合攻撃が行えません。また、最大でなくても攻撃は可能ですが著しく威力が低下します。
  5. 精神力ゲージ:魔法使用時、およびダッシュ時に減少します。時間経過で回復しますが、強力な魔法を使用した場合、回復は遅くなります。
    このゲージが最大でないと魔法は使えません。

操作方法

このゲームではゲームパッドでの操作を前提としており、マウスでの視点移動はできません。
キーの割り当てはコンフィグツールから設定が可能です。

アイテムの取得

地面や樽の中にアイテムがある場合、"調べる"ボタンを押すことでアイテムを目の前に持ってくることができます。
ここで再度"調べる"ボタンを押すことによりアイテムが入手できます。他のボタンや移動キーを押した場合、元の位置に戻されます。

セーブ


この物体を調べることでセーブが可能です。

回復の泉


回復の泉では体力とマナを回復することができます。
ただし、回復の泉の鍵がなければ泉を使用することはできません。

川とか湖とか奈落の底とか


猫は水が嫌いなので水に落ちると死にます。
猫だけど高いところから落ちると死にます。

Update

Maleficia修正パッチrev.1.0.2を公開しました。
C85で頒布したもの(1.0.0~)以降に適用できます。

(コンフィグツールで自動アップデートをONにするとインストールされるものと同じものになります。
自動アップデートをご利用の方はダウンロードする必要はありません。)

使用方法

変更点は下記の通りです。

1.0.1

1.0.2

heroine "Alienor"

にゃー